■ ID
| 1311 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| Radiocarbon (14C) diurnal variations in fine particles at sites downwind from Tokyo,Japan in summer |
■ 著者
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Akihiro Fushimi
(独)国立環境研究所
Rota Wagai
(独)農業環境技術研究所
Masao Uchida
(独)国立環境研究所
Shuichi Hasegawa
埼玉県環境科学国際センター
Katsuyuki Takahashi
(財)日本環境衛生センター
Miyuki Kondo
(独)国立環境研究所
Motohiro Hirabayashi
国立極地研究所
Yu Morino
(独)国立環境研究所
Yasuyuki Shibata
(独)国立環境研究所
Toshimasa Ohara
(独)国立環境研究所
Kiyoshi Tanabe
(独)国立環境研究所 |
■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| Environmental Science and Technology, Vol.45, No.16, 6784-6792, 2011 |
■ 抄録・要旨
| 微小粒子状物質中の全炭素(TC)に含まれる放射性同位体炭素(14C)を、2007年夏季に前橋と騎西で測定した。現代炭素割合(pMC)は夜間に上昇し昼間に低下する明確な日内変動を示し、昼間は化石燃料がTCの主要な発生源であり、夜間は化石燃料とバイオマスが同程度の寄与を持つことがわかった。化石燃料起源の炭素とオゾン、二次生成有機炭素(SOC)は同様に昼間に増加しており、都心の化石燃料発生源が郊外の二次有機エアロゾル(SOA)の増大に寄与していることが示唆された。pMCと、TCに占める元素状炭素(EC)の割合(EC/TC比)との関係から、昼間は化石燃料起源のSOAが支配的であることが明らかとなった。
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